メールってどんな風に保存されているの? – メール・ファイル復元 | 企業の不正調査

データ復旧

メールってどんな風に保存されているの?

投稿日:2020年2月7日 更新日:

様々なメールアプリ(メーラー)がある中、皆様はどんなメーラーをお使いでしょうか?
パソコンの買い替えやパソコンが壊れてしまってデータを移行した際に、どのメーラーを使用しているか、どこにメールデータが保存されているかを知っておくといざというときに役立ちます。
今回は、主要なメーラーのデータ保存先、保存方法の違いについてお伝えします。

1.正常なパソコンから新しいパソコンへ移行する場合

まだ正常起動するパソコンからメールデータを移行する場合には、ご利用のメーラーを起動し、バックアップ(エクスポートと表現されることが多い)を取り、新しいパソコンへ移行、新しいパソコンでは同じくメーラを起動し復元(インポートと表現されることが多い)を行うことで、メールの復元ができる場合がほとんどです。

2.故障したパソコンからデータ移行を行う場合

故障したパソコンから、データの復旧は成功したものの、データの場所が分からず移行がうまくいかない、そんなことも多くあります。
主要なメーラーのデータの保存場所は下記の通りとなります。

Microsoft Outlook

設定で保存場所を変更することもできますが、標準では2パターンに分かれます。


Outlook2013以降…C:\ユーザー\ユーザー名\ドキュメント\ Outlookファイル
Outlook2013以前…C:\ユーザー名\ユーザー名\ AppData \ Local \ Microsoft \ Outlook

比較的新しいOutlookではドキュメントに保存されますが、古いバージョンの場合かなり深い階層に保存されているため、知っておかないと見つけるのが困難です。
※検索を利用し「*.pst」と検索することで見つける方法もありますが、複数見つかり、どれが本来のデータがが分からない場合がありますので注意が必要です。

Windows Live メール

今では終息し、活用できないメーラーですが、
今まで利用していため、次のパソコンへ移行したいというご要望も多いかと思います。
Windows Live メールから移行するためにもまず、データの保存先を知る必要があります。

保存先:C:\ユーザー\ユーザー名\App Data\Local\Microsoft\Windows Live Mail

次のメーラへの移行に関しては選んだメーラーごとに異なるため、非常に困難ですが、まずはデータの確保を最優先に行いましょう。

3.メーラーによる保存形式の違い

Outlookは〇〇.pstというデータベースとして1ファイルにまとまっています。
このファイルにはメールのアカウント情報やフォルダ分けの情報なども入っており、インポートすると使用することができます。(メッセージルールなどは再度入れなおす必要があります)

Windows Live メールはメール1通1通がファイル化されています。
そのためメールファイルを直接開くことが可能です。
ただし、インポートはメールアカウントなどの情報が含まれないため、アカウント情報もインポートする必要があります。

4.ファイルが壊れていてインポートできない

ここまで主要なメーラーのデータの保存先をご紹介いたしました。
保存場所を知っているとインポート作業もスムーズに行うことができますね。
メーラーによって保存場所や保存方法、形式も違うため、データを移行する際には注意が必要です。
しかし、メールの保存先がわかってもファイルが壊れていてインポートができないといったトラブルが発生することがあります。
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