パソコンの中にあるデータの中でメールは重要なデータのひとつです。
パソコンが、故障してしまった場合にも、メールをバックアップしておけばデータはその時点に元に戻すことができます。 万が一のことも想定して、メールのバックアップはしておきましょう。
Contents
メールのバックアップはどうしていますか?
色々なメールソフトをお使いだと思いますが、主要なメールソフトのバックアップ方法について概要を説明致します。
基本的には、メールデータが保存されているフォルダごとバックアップする方法をとるほうが良いでしょう。
1. Windows メール
保存場所
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Local¥Microsoft¥Windows Mail
保存場所にあるWindows Mailをまるごとコピーし、別媒体へのバックアップを行います。
※注意事項:別媒体にバックアップを行う場合は、ファイルシステムがNTFSになっていることを確認しましょう。
2. Windows Live Mail
保存場所(Windows XPの場合)
C:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Local Settings¥Application Data¥Microsoft¥Windows Live Mail
このフォルダをまるごとバックアップしてください。
保存場所(Windows 7以降の場合)
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Local¥Microsoft¥Windows Live Mail
このフォルダをまるごとバックアップしてください。
※ユーザー名は、ログインしているユーザー名を利用するようにしてください。
3. Outlook
保存場所
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Local¥Microsoft¥Outlook
このフォルダ内にある「.PSTファイル」をバックアップしてください。
※注意事項:Outlookのデータは、使用している人それぞれで保存先が異なる場合もあります。その場合には、Microsoft Outlookを立ち上げ、「アカウント設定」→「データファイル」内を確認しましょう。
それぞれのアカウントにおけるデータの保存先が記載されています。
また、アカウントが複数ある際には、すべてバックアップを取るようにしましょう。
4. Thunderbird
保存場所
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles
このフォルダをまるごとバックアップしてください。
表示されているフォルダが、Thunderbirdの設定情報(プロファイル)や全てのメールデータが入ったフォルダですので、これをコピーします。
肝心なのはバックアップしたデータの保存先
1. メールのバックアップ先にパソコンはダメ!
上記のようにフォルダやファイルのメールデータをバックアップできるという事が分かりました。
しかし、そのバックアップしたデータはどこに保存されていますか?
パソコンの中に保存されていませんか?
内蔵HDDのパーティションが分かれていて、CドライブとDドライブがあるから、Dドライブに保存をしておこう・・・などと考えていませんか?
パソコンに保存をするのは、大変危険です。
パソコンが故障した場合、すぐにはメールの復元ができませんので、別の媒体へバックアップを行うようにしてください!
2. バックアップ先は何が良いのか?
バックアップは、外付けHDDやNAS、サーバーなどの外部メディアで行うのが良いです!
逆にバックアップしてはいけないメディアとしては、USBメモリやSDカードなどのモバイル系統のメディアです。
これらのメディアは、消去や書き込み可能回数が限られている寿命があり、それらは突発的に障害を発生することがほとんどのため保存には向きません。
バックアップとして使用されることは、データ復旧の見地から避けた方が無難です。
皆様の環境によりバックアップ方法が変わりますので、一番良い方法を考えましょう。
また、1つだけの外部メディアへのバックアップだけでなく、2重3重で別の外部メディアへのバックアップも進めていきましょう。
フォレンジック調査に役立つメールバックアップ
1. フォレンジックとは
「フォレンジック」とは、法的証拠を見つけるための鑑識調査や情報解析に伴う技術や手順のことを指し示します。
この中でもパソコンなどから裏付けとなるデータを抽出やログを解析することを「デジタルフォレンジック」といいます。
2. フォレンジック調査に役立つメールバックアップ手法
企業や法人で、もし退職者が不正に情報を漏えいしているような場合、退職者のメールが削除されていることが多くバックアップもないと原因の特定は遅れます。
場合によっては、そのバックアップも削除をしているかもしれません。 その対策としては、以下のような対策が有効な手段のひとつと考えます。
・メールのバックアップは、NASやサーバーの一か所にまとめて保存するような運用にする。
・メールのバックアップ自体を定期的に別のメディアにバックアップをする。
※この時重要なのは、別のメディアは外部からアクセスできないように、USB接続で一時的に接続する、バックアップする時だけLANケーブルを接続する、など物理的に隔離できるようにする。
またこのようなバックアップがされている運用を内密にする。
こうすることで退職者でメールを削除しても後からの調査をスムーズに行うことができます。
もちろん機器の障害によるメールデータの消失をリカバリする意味合いもあります。
メール復元・フォレンジック調査が必要な場合
メールデータに関係するお困りごとがある場合、もしくは退職者によるメールデータの削除などの調査が必要な場合は、デジタルフォレンジック業者に問い合わせを行いましょう!
自分たちで調査やデータ復元などを行うことは、メールデータの復元率、調査の正確性などが落ちる可能性があります。
パソコンやデータに関する知識が十分必要になる作業ですので、素人の方は手を出さないようにしましょう。
何かお困りごとがありましたら、是非ご連絡ください。
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