「データが消えた!?」データ復旧業者が教えるやってはいけない3つのこと – メール・ファイル復元 | 企業の不正調査

データ復旧 データ復旧の技術 デジタルフォレンジック ITお役立ち情報 ITの最新技術 RAID・NAS ハードディスク(HDD) パソコン(PC) Mac メール復元 メール削除 不正取引

「データが消えた!?」データ復旧業者が教えるやってはいけない3つのこと

投稿日:2019年12月25日 更新日:

ハードディスクは故障や寿命、誤操作などで突然データが消えてしまうことがあります。
バックアップがあればデータを戻すこともできますが、そうでない場合は適切な対応を行わないと復旧率が下がり、最悪データ復旧ができなくなることもあります。

そこで、今回はデータが消えてしまった場合の【復旧率を落とさない対応】【やってはいけないこと】についてご紹介します。

データ復旧の成功率を落とさないためには

データ復旧というのは、データの痕跡を集めて解析し、データを再構築して抽出することをいいます。
何かしらの原因で復旧するべきデータの痕跡が消されたり、上書きされるとデータ復旧ができなくなります
それを回避するために、いくつかやってはいけないことがあります。
それらを破ってしまうと復旧できなくなる確率が非常に高くなるため、安全にデータ復旧を行なうために必ず守るようにしましょう。

速やかに電源を落とし、それ以上触らない

データの消失に気づいた場合、使用し続けるのは状況の悪化につながります。
異常や消失に気づいたら、すぐに電源を落としましょう
NASやサーバの場合、共有で使用しているためすぐに機器の電源を切ることは難しいかもしれませんが、動かし続けている間は見えなくなったデータの場所に次々と上書きされていく可能性が非常に高いです。
データを少しでも確実に取り出したいと考えるのであれば、速やかに使用を中止し、電源を落とすことが必要です。
また、電源の入り切りを何度も行うことも故障の原因やデータの上書きが発生する原因となりますので控えてください。

調べものや復旧ソフトを使う場合は別のパソコンで行う

痕跡の上書きを防止する意味で、データが消失したパソコン等で調べものなどをしてはいけません
特に、データが消失したパソコンに復旧ソフトを入れることは、それ自体がデータの痕跡を抹消する可能性があります。
必ず別のパソコンから行うようにしてください。

システムの復元、初期化は絶対にしてはいけない

システムの復元はその名の通りシステムを復元するだけなので、基本的に消失したデータは元に戻りません。
特に、経年劣化など不良セクタが原因の場合は、ハードディスクの寿命も縮めることになりますので絶対にやめてください。

また、初期化は言葉の通りデータを消去しますので、復旧を困難にするだけです。
この2点は絶対に行わないようにしましょう。

Q.メールの復元はどれくらい可能性があるの?

A.使用しているメールソフトによって方法が異なります。

まず、メールソフトにより、データの管理方法が異なります。
Windows Live Mailなどはメールを1通づつパソコン内に保存するタイプなので、消えてしまったデータを復旧できる可能性は通常のファイルと同程度です。

しかし、OutlookやThunderbirdなどは、ひとつのファイル内に全メールデータをまとめています
このようにすべてのメールをひとつのファイルにするタイプの場合、ファイル自体がメール専用のハードディスク代わりとなるため、メールを消去してもファイル内部には残っている場合があります。
そのため、メールファイル内も解析できる高度な解析手段を用いることで、データを復元することが可能となっています。
ただし、「メールボックスの最適化」などを行うと、存在しないデータ部分がファイルから完全に切り離されますので、復旧ができなくなる点に注意してください。


ここまでデータ消失でやってはいけない事などをご紹介しましたが、個人レベルでのデータ復旧は難しいものがあります。
少しでも迷った場合は、10年以上の実績がある弊社にお任せください。

メールの復元が必要な場合も、弊社のフォレンジック技術を用いた「メルジック」で多数のデータ復元実績がありますので、まずはお問い合わせください。

選ぶなら安心信頼の技術

一つでも多くの確かな証拠データを割り出すために、信頼の技術力を持った当社をお選びいただくことをおすすめいたします。

メルジックは

特急データ復旧ウィンゲットが運営しています

データ復旧の実績
累計60,000件
データ復旧専門10 年以上の経験で培った高度な技術と、信頼のサービスでお選びいただいております。出張サービスを業界内でもいち早くスタートさせ、お客様のニーズに合わせたサービスでご満足いただいております。
特急データ復旧ウィンゲット公式サイトはコチラ

オフィスは主要都市に6拠点
全国に受付窓口が185箇所あり

弊社は北海道(札幌)、東京都(秋葉原)、神奈川県(横浜)、愛知県(名古屋)、大阪府(梅田)、福岡県(博多)に6店舗がございます。
また弊社は受付窓口として全国に185箇所代理店がございます。
PCの調査で、どのようなことができるのかご不明点やご不安点を解決いたします。 お近くで相談されたいお客様は、ご予約のうえ、ご来店ください。

店頭では、デジタルフォレンジックのご相談を伺い、専門スタッフがお客様のご要望に合わせたサービスをご提案いたします。

店舗への来店が難しい地域の方々には、上記店舗へ機器を郵送していただく【郵送受付】も行っております。なるべくお客様の近くで対応できるよう、各店舗を設けております。

札幌市中央区南1条西10-4-167
小六第一ビル 6F
直通TEL:011-272-0600

大きな地図で見る

東京都千代田区神田須田町2-7-3
VORT秋葉原ビル5F
直通TEL:03-6206-0970

大きな地図で見る

横浜市中区扇町1-1-25
キンガビル4F
直通TEL:050-2018-0428

大きな地図で見る

名古屋市中村区名駅2-38-2
オーキッドビル 5F
直通TEL:052-414-7561


大きな地図で見る

大阪市北区梅田1-1-3
大阪駅前第3ビル 7F
直通TEL:06-6131-8423


大きな地図で見る

福岡市博多区博多駅南1-3-6
第3博多偕成ビル 11F
直通TEL:092-452-7705


大きな地図で見る

全国の受付窓口

 

-データ復旧, データ復旧の技術, デジタルフォレンジック, ITお役立ち情報, ITの最新技術, RAID・NAS, ハードディスク(HDD), パソコン(PC), Mac, メール復元, メール削除, 不正取引
-, ,

執筆者:

関連記事

デジタルフォレンジックで復元できるのはメールだけではない

Contents1 メール以外に復元できるものは2 データ復旧とデジタルフォレンジック技術の違い3 デジタルフォレンジックの種類4 デジタルフォレンジックの手順5 ZIPファイルの復元も可能6 圧縮デ …

【調査実績】削除メールの復元と作成者情報の解析

顧客情報の漏えいが発覚し、不正が疑われる元従業員が使用していたパソコンはデータが全て削除されていました。 もし不正の証拠となるメールが削除されていてもメールデータの復元やメールの添付ファイルを調査する …

社員が不正取引の疑い!?削除されたメールデータの復旧調査

私たちの生活に欠かせない医療機関。そこで使われている医療機器の多くは、一般法人の医療機器メーカーが製作、販売しています。医療機器メーカーは病院から提出される臨床データをもとに開発を行うこともあり、徹底 …

実録!退職者による不正の調査事例(製造業編)

近年、一般的な法的トラブルにおいて削除したデータファイルやメール、チャット記録、コンピューターへのアクセスログ、インターネットの閲覧履歴といった『デジタル証拠』が使われる事が多くなっています。 その中 …

メール送信できない時の原因と対処方法を解説

社内やプライベートでメールをご利用される方は多いと思います。そんな時にこんな問題が起きたことはありませんか?・メールの送信ができない・メールを送信してもエラーメッセージを受信して内容がわからないなど感 …